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水 26 5月 2010 紙ひこうきヤマボウシの花が風にそよいで笑っている。下からは葉に隠れてよく見えなかったが、2階から見ると濃い緑の中に白い花が浮かび上がる。ヤマボウシの花は「人見知りをする」と何かの作品にあったが、このことを言うのだなと合点した
季題に「山笑う」(春)がある。かねがね美しい日本語だなと感動していたが、ヤマボウシの花のそよぐ景を上空から眺める鳥たちにも山が笑って見えるに違いない
過日の教養講座取材で、近世のアジサイの花は花の顎を変化させたものと知った。ヤマボウシにも進化の過程がありそうだ。純白で切れ長な花びらは清涼感がある。この花が好きだという人は案外多いのではないだろうか
春夏秋冬の山はそれぞれ「山笑う」「山滴る」「山粧ふ」「山眠る」と変化していく。あるがままの自然を深く味わいたい。『故郷やどちらを見ても山笑う』(子規)(I) |
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