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09

6月

2010

邦楽の響き!富里市三曲協会演奏会

名曲「六段の調べ」の演奏 名曲「六段の調べ」の演奏

 5月30日、富里中央公民館で、富里市三曲協会による『箏、三絃、尺八演奏会』が開催されました。

 

 箏は、一般的に「琴」として親しまれている楽器の、弦の音程を調節する可動式支柱があるもの、三絃は三味線、尺八は管の長さが一尺八寸という木管楽器です。いずれも楽器としてのルーツは異なりますが、邦楽には欠かせない日本の伝統的な和楽器です。

 

 演奏会の初めの曲は、江戸時代初期に八橋検校(やつはしけんぎょう)によって作曲された名曲『六段の調べ』でした。箏、三絃によるはじきの輝き、尺八の哀愁、それぞれの楽器が持つ個性的な魅力が存分に披露されました。続いて、懐かしい『日本のわらべ唄』や明治の新曲『ほととぎす』、『花びら』『和』『須磨の嵐』など、邦楽独特の演奏が続き、あるときは地唄に引き込まれ、あるときは尺八の音色に酔いながら、観衆は最後まで演奏を楽しんでいました。


 また、成田国際高校箏曲部のみなさんによるJポップ風の『明日があるさ』や『涙そうそう』の演奏を入れるなど変化もあり、次はどんな曲目が聴けるかと、楽しみながら観賞できるプログラムでした。


 成田ニュータウンの加良部から来た鈴木富子さんは、「若い頃から琴の音色に惹かれ、いつか習いたいと思っていました。子供が手を離れて、ようやく習い始めたところです。今日はお師匠から案内を受けて来ました。琴はほんとにすばらしいですね」と、感激した面持ちで、お友達と顔を見合わせていました。

成田国際高校箏曲部による演奏 成田国際高校箏曲部による演奏