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27

6月

2010

紙ひこうき

 先日、家の近くを電話帳の半分もあろうか、大きな亀がのしのしと歩いていた。進行方向が交通の激しいスーパーの方向なので、車にひかれたら大変と息子が確保するという

 

 家にも昨年秋に「じいじ」が買ってくれた赤ちゃん銭亀がいる。その大きな亀はきっと赤ちゃん亀の頃から大切に飼われ、20年、30年と飼い主と過ごし、家族の一員になっているのではないか、そんな亀がいなくなって、飼い主は心を痛めているのではと想像できた

 

 発見場所の周辺の住宅を聞き込んだが皆、心当たりはないという。とにかく飼い主が見つかるまで預かろうと、銭亀に与えているプロバイオティクスフード、煮干し、食パンなどあげてみたが見向きもしない。もしかしてと、実家で捕まえたみみずをあげてみたら、一気に食した。そうか、みみずだったのか…。その日から息子とみみずハンターとなっている。(C)