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04

7月

2010

インド旅行記19

インドの国章 インドの国章

 仏教パレードの最後尾に付いて歩き、ぐるっと町を一回り。ムールガンダ・クティー寺院の前に戻ったので拝観することに。堂内正面には黄金色のお釈迦様座像が安置され、参拝者が順番に祈りを捧げていた。並んで待つ間、内部壁面に戦前日本人画家野生司香雪が描いた、大きなお釈迦様の生涯の壁画を眺めていると、ここを訪れる人々を優しく包んでくれているように感じた。
 出口の売店で参拝記念に白檀の数珠を数個買い、次は考古学博物館を観ることに。入場料は5~6円、随分安いので驚いた。内部は撮影禁止、カメラなど荷物を全部入口に預けた。発掘された石仏像などが数多く展示され、中でも特に素晴らしいのは5世紀の作とされる初転法輪像。お釈迦様の慈愛に満ち溢れた表情が印象的だった。この博物館で1番の見物は、インドの国章となったアショカ王の石柱上部にあったライオン像。どこから見ても3頭にしか見えないが実は4頭なのだ。
 博物館を出て駐車場に向かって歩いていると、運転手が気がつき、車を回してきた。帰り道、どこかコンビニがあったら止めて、と頼んだが、見る限り気の利いた店など見当たらない。ホテルの近くまで戻り、1階にマクドナルドがあるビルの前で車を止めてもらった。ここから歩いてホテルに戻るから…と、車は帰した。ビルには洋服屋が数店とスポーツ用品店が入っている程度で、コンビニはない。仕方がなくホテルに帰ろうと歩くが、行けどもホテルが見えて来ない。ホテル名も忘れ、聞くこともできない。確かホテルの前に公園が…と思いだし、バイク屋の主人にホテルがあった場所の状況を説明したら、どうやら反対と分った。この界隈はホテルが多く建ち並び、あちこちに案内看板があった。その内の1つを見て友人は、「あれ~ここ、予約したホテルじゃない?」と言う。案内に従って行ってみた。すると立派な高層ホテルに辿り着いた。こりゃ~ワンランク上と言われた滞在ホテルとは比べようもない。どう考えてもワンランクどころか、ツーランクもスリーランクもこっちが上では?また又問題が勃発した。(つづく)  (B)

ムールガンダ・クティー寺院のお釈迦様座像 ムールガンダ・クティー寺院のお釈迦様座像