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18

7月

2010

紙ひこうき

 休耕田にがまの穂が見えてきた。ススキに似た葉と竹輪の様な独特の姿がとてもユニークで分かりやすい。「因幡の白兎」の民話でなじみの方も多いのではないだろうか。民話にある通り、がまの穂は触ると柔らかい。しかもある程度弾力もあり、いつまでも触っていたいような誘惑に駆られてしまう▽茶色い穂は熟すとふわふわの穂綿になる。以前、取って来たがまの穂を、玄関先に飾っておいたら、いつの間にか白い穂綿で覆われてしまって驚いたことがある。穂綿は古代、布団を作る際に綿の代わりにしていたことがあり、そこから「蒲団」という言葉が生まれたとのこと。蒲団という漢字に「蒲(がま)」の字が使われているのには納得した▽花言葉は「従順・素直・慌て者・無分別・救護・慈愛」花粉は生薬として使われ、外用すると傷薬、内服すると利尿作用がある。漢方名は蒲黄(ほおう)。(H)