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28

7月

2010

伝統文化こども教室(財)日本書道教育学会 成田こども書道会

 「しっかり筆を立ててね」「縦と横の線が基本だからね」「基本が書けないと字は書けないからね~」と講師の先生の元気な声が響く。静まりかえった教室に、墨汁の良い香り…。
 昨年度も大好評だった(財)日本書道教育学会「成田こども書道会」が、今年も成田市中央公民館で行われています。昨年から引き続き、文化庁の委託を受け、今年は小学2年生の子供たち25名を対象に、7月から来年1月まで全10回が行われます。
 道具の説明や筆の持ち方、姿勢、礼儀作法といった基本から、毛筆・硬筆の基本練習、うちわに毛筆で書く作品作り、書き初めまで幅広い指導を受けます。さらに「全国公募千字文大会」「書き初め誌上展」など大会にも出品。無料で、手ぶらで習えるとあって毎年、大人気の教室ですが、今年は行政刷新会議が行う事業仕分けにより、予算が当初の2/5に削られたため、講師の持ち出しも多いとか。
 取材時は教室の初回とあって、子供たちは緊張の面持ちで取り組んでいましたが、なかには半紙を無駄にしたり、筆で遊んでいたりして、先生から「物は大切に使おうね」と諭される場面もありました。「最初はこんな感じですけど回を重ねると、すっごく上達します。やっぱり続けていかないとね」と微笑むのは講師の芦村玉葉先生と3名のお弟子さんたち。「かすれは気にしないでね」「二度書きは駄目よ」「左手はしっかり半紙を押さえてね」と情熱的に指導されていました。
 書道普及のために、市内でいくつものボランティア活動を続けている芦村先生は「書道教育特区に認定された静岡県伊東市にある南小学校では、小学校1、2年生を対象に(財)日本書道教育学会から講師が出向き、書道の授業を行っているんですよ。現在、全国で書道特区に認定されているのは15校ほどです。やはり、上手になるためには子供のうちから書道を取り入れないとね」と熱く語っていました。
 9月には芦村先生の「成田こども書道クラブ」が発足します。毎週第1・第3土曜日の15時~17時、成田市中央公民館にて。毛筆・硬筆とも(財)日本書道教育学会のお手本にもとづいて基礎からしっかり学べます。親子で共に習いたい方が多くおられるとのことで、成田の公民館では親子一緒に習える初の企画です。会費は運営費のみの毎月1500円です。定員になり次第、締切ります。
▽申込・問…℡043(666)8971 (北村)