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06

8月

2010

読者からの投稿 お便り広場

★エリア新聞7月30日版を見て 

ほたるとぶ 明日は 農薬散布の日 野々宮久枝

 欄外にあった俳句を読んで、胸を衝かれる思いだった。一見何気ない言葉で作られているが、意味は今夕で蛍は見納めだという。
 以前小見川で、「この辺は初夏に沢山蛍が出るよ」と知らされ、何時来れば見られるのか訊いたら、「今年は何時農薬をまくのかなぁ…」との答え。知らなかったのだが、蛍の時期に農薬が撒かれるとそれで蛍は皆死んでしまうという。稲の害虫駆除と蛍観賞とは秤に掛けられないが、バイオトーブをビール会社が応援して自然を守ろうと叫んでいる一方で、農業からみれば消毒は必要で、その結果、蛍が殺されることに対して、第三者的な私は複雑な感情を禁じえないでいる。
 考えさせるにいい句だと思いました。
    (玉造 鷲田光明)