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10月

2010

あちらこちらに音楽いっぱい成田山!成田弦まつり・御利生祭

お不動様への奉納「津軽三味線大演奏」 お不動様への奉納「津軽三味線大演奏」

 天候に恵まれた16日、17日、成田弦まつり・御利生祭が成田山新勝寺表参道・西参道を会場に開催されました。
 16日は、「成田山奉納津軽三味線大演奏会」が新勝寺大本堂前で行われました。一流奏者150名による壮大な三味線演奏会の企画に、事前準備した鑑賞整理券500枚は、午後2時の配布開始直後、瞬く間になくなっていました。
 諸岡孝昭(成田市商工会議所会頭)御利生祭実行委員長が「この企画は、お不動様への奉納ですから、拍手が多いほどお不動様もお慶びになります」とあいさつを終える頃には、観客はさらに1500余名に膨れあがりました。プログラムは、大合奏とソロが交互に演奏される編成でした。
 150名の奏者が演奏する大合奏では、手の動きが一斉にそろい、音色はもちろん、視覚でも大合奏の妙味が楽しめました。
 また、日本屈指の演奏技量といわれる5名の三味線プロ奏者によるソロの演奏は、早手で柔らかに絡むように掻き鳴らす奏法が圧巻で、演奏が終わるとそのつど、万雷の拍手が境内に鳴り響きました。観客は頭蓋骨に直接響くような音量に、身体の底に眠っていたものが呼び覚まされるような感覚を何度も味わっているようでした。
 「母親が奏者です」という、婚約者と一緒に来成した市川市の加藤一郎さんは、「私は、ギターをやっていますが、三味線の斬新的な音色には、衝撃を受けました」と演奏会を心から楽しんでいました。また、利根町から来た寺内久師さんは「何度も聴いていますが、いつも期待通りです。佐藤親子の演奏は素晴らしかったです」と紅潮した表情で満足気に語っていました。
 参道には、両日とも7カ所の特設ステージが設けられ、三味線を中心とした弦楽器のライブ演奏が行われ、あちらこちらから弦楽器の魅力的な音色が響き、観光客や参拝者を楽しませました。
 この他、「門前成田寄席」「踊り継がれる成田のをどり」「流し踊り」など多彩な催しや、商店会による「即売会」「バザー」「フリーマーケット」「抽選会」が行われるなど、活気あるお祭りとなりました。