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10月

2010

花の命を生かす「いけばな展」創立30周年 成田市華道協会

30周年の結束を慶ぶ成田市華道協会役員の皆さん 30周年の結束を慶ぶ成田市華道協会役員の皆さん

 16日、17日、成田国際文化会館小ホールで成田市市民文化祭2010・成田市華道協会創立30周年記念「いけばな展」が開催されました。
 会場には、趣の異なる、大小、実にたくさんの作品(82作品)が各流派ごとに来客者をもてなすかのように飾られていました。野山にある身近な草木の枝や葉、色とりどりの花、独創的な形や色彩の花器。花材と花器がみごとに調和した静寂。とても自然のままでは味わえない、心を込めた華道の世界がそこに漂い、来場する人たちを感動させていました。また、活けられた花を整える皆さんの姿が、作品のすばらしさと共に生き生きと映っていました。副理事の湯浅美智子さんは「こうした機会に、地元の多くの皆さんが伝統文化に触れ、心が癒され、心のゆとりにつながればと思います」と、いけばなの心を語りました。
 市内の6流派、26名の理事さんたちの地道な努力で発足した成田市華道協会は、徐々に裾野を広げながら、30年の間、さまざまな活動を行ってきました。成田市文化祭、成田市文化団体連絡協議会や成田市主催の各種行事、成田市立図書館の生け花展示等々を長年続ける他、国鉄時代の成田駅に26年間、花を展示し、駅利用の多くの人々の目を楽しませました。その功績に対して成田市やJR東日本、さらには小さな親切運動本部より表彰を受けたことも何度もありました。「成田市華道協会は、昭和56年、日本の伝統文化のいけばなを通じて、社会貢献、華道の底辺を広げることを目的に、市内の各流派が流派の枠を越えて集いました。『互いに助け合い、極めあい、無私の心で、開かれた華道協会を…』との理想を確認し、今もその理念は変わっていません」と平成5・6年の理事長を務めた滝沢和子さんは熱く語りました。