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金 26 11月 2010 紙ひこうき寒さが厳しくなった。二十四節気は、知らぬ間に「立冬」「小雪」から、すでに「大雪」だという。カレンダーがあと一枚を残すのみとなるこの時期は毎年のことだがせつない気持ちになる▼小春日和の一日、印旛沼を眺めに外出する。山並みの広葉樹は、紅葉あるいは落葉している。沼への道は、種々の草花が枯れ葉をまとい、地表すれすれに葉を広げ、緑の葉をのぞかせている。民家の黄色の小菊の植え込みだけが、晩秋の枯れ葉色の世界をまぶしく彩り、周囲を明るくしている。湖面を渡りくる風に吹かれ、柔らかな日射しを浴びて心地良い湖畔に立つ▼水神の森は、冬の風物詩「こも巻き」の施された松並が一際目を惹く。「菰巻や名のある松も無き松も」神蔵器の句が浮かぶ。稲藁のもつ温かみ、命あるものすべてに及ぶ細やかな作者の愛が伝わる。今年もこの風景を眺めに来られた幸せを全身に味わう。(I) |
成田で映画を見る具合が悪くなったら |
