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19

3月

2011

芸術美を競う!! 氷の彫刻展 成田山大本堂前に春季奉納!

準優勝に輝く『穏やかな海』と鬼澤さん 準優勝に輝く『穏やかな海』と鬼澤さん

 6日、梅香漂う成田山新勝寺で梅まつりの一環「第21回全国氷彫刻展成田山新勝寺大会」が開催されました。
 NPO法人日本氷彫刻会東日本地方本部・鶴見義雄会長の「この大会を楽しみに毎回遠くから来てくれるギャラリーの皆さんに、自分の作品を見てもらうのではなく、見せてやるという意気込みで制作しよう」という激励のあいさつの後、関東近県から参集した彫刻師17名が、2時間半の制限時間いっぱいを使おうと、一斉に氷にチェーンソーを入れ、匠の妙技を発揮し始めました。
 カメラを持つ観客のほとんどが、制作途中の職人に近づき、シャッターを切っていました。ダイナミックにチェーンソーを使われて、慌てて衣服に飛び散った氷粉を払う姿があちこちに見られました。
 休憩も取らず、彫刻師たちは大小さまざまなノミ、のこぎりを使い分け、制作図をもとに270㎏の氷塊に挑み、「キングサーモン」「鯛」「龍」「人魚」など、さまざまな姿を創り上げます。その姿が現れるに連れ、観客から称賛の声がはっきりとかかりはじめました。
 成田市飯田町から来た石原門平さんは、ご自慢の写真機を持参し「制作の途中が楽しみなので目が離せません。昼までずっと見て回ります」と一人ひとりの技をカメラに収めていました。 
 昨年度優勝の彫刻師鬼塚光敏さん(㈱TFK)は「成田山の大会は、『風が抜ける』(風が当たって解けやすい)ので、技術的に難しい大会です。今年は、昨年の『動』に対し『静』をテーマに制作しています。南国の穏やかな海を表現します」と意気込みを話しました。
 優勝は、東京都出身の三輪裕之さんに奪われましたが、地元成田出身の鬼塚さんの作品「穏やかな海」も、珊瑚の海を泳ぐ熱帯魚の姿が生き生きと表現され、他作品に傑出! 準優勝に輝きました。

圧巻!! 550㎏の氷塊から掘り出された模範彫刻<不動明王> 圧巻!! 550㎏の氷塊から掘り出された模範彫刻<不動明王>