メニュー

26

3月

2011

久住はひとつ 久住第一小と久住第二小が統合 4月1日 成田市立久住小学校が誕生

久住第一小 久住第一小
久住第二小 久住第二小

成田市の児童生徒数は、農村地域や成田ニュータウンの一部地域では減少が続き、学校の小規模校化が進んでいます。
 一方、公津の杜地区など開発が進められている地区では、児童生徒数が増加し、学校の大規模校化が進んでいます。
 平成20年3月、このような学校規模の格差が拡大する中、成田市教育委員会は、平成25年度までの市の児童生徒数を見込んだ「学校適正配置調査報告書」を示しました。
 久住地区小学校については、次のようでした。
 「久住第一小学校は、児童数も徐々に増えていくものと見込まれます。しかし、久住第二小学校については現在よりも小規模化が進むと考えられ、教育活動への影響が懸念されることから、同一地区内にある久住第一小学校と統合することとします。また統合にあわせて、スクールバスを運行、あるいはコミュニティバスと連携し、児童の安全確保を図ります」。
 久住地区は、成田市のほぼ中央部に位置します。北総台地と谷津田で構成された田園・里山を持つとともに、久住駅前地区の開発・宅地の造成が完了し、駅前地区住民が増加、ゴルフ場も点在している豊かな自然に恵まれた地域です。
 数度に亘る地元久住地区民との協議を重ね、平成22年9月、成田市議会教育民生常任委員会で、成田市立久住第一小学校と久住第二小学校が統合し、久住小学校と校名を変更することが決まり、公表されました。校舎は現久住第一小学校が使用されます。

【久住第一小学校・木内要校長の談話】
〈10年先、20年先を見通した教育環境を!〉 
 久住第一小は、平成20年度に創立100周年を迎え、学校沿革史の大きな区切りになりました。
 久住駅前土地区画整理組合の事業との関係で、学校プール施設が解体され、グラウンド改修整備がなされました。造成された斜面を久住にふさわしい里山環境に仕上げようと、植栽に務めています。南側斜面には落葉樹、カブトムシや蝶が生息する『久住の森』を思い描き、実生(みしょう)から育てたドングリ、さし木で増やしたあじさいや月桂樹を子どもたちと植えました。どれも順調に生育しています。
 校地に児童ホームが完成し、児童数の増加がますます見込まれます。平成23年度の久住小学校は、200名を超える児童数でスタートする予定です。

【久住第二小学校・新宮護校長の談話】
〈集大成としての一年間〉
 清い流れの尾羽根川や八幡杜に守られながら続いた137年の歴史に幕を閉じることとなり、とても複雑な思いです。
 この1年間は、最後の1年ということで「熱き思い」でがんばろうと約束してきました。
 全校で行った潮干狩、筑波山への挑戦、爆熱の運動会、2部会音楽発表会での演奏「未来へ」の郡大会出場、15年ぶりに届いた「丸山さんのりんご」、NHKどーも君の来校、キッザニアでの職業体験など、どれをとっても感動の日となりました。『千の風に…』の新井満氏による校歌『翼ひろげて』のように、新しい久住小学校でもはばたいてくれることを願っています。

【久住第一小学校・海保宏PTA会長の談話】
 小中3校の連絡協議会の会長もやっていますが、久住第二小学校の少子化による教育環境の問題は、久住地区全体として共に考えてきた課題でした。もともと旧町村で、1地区2校あるのは久住だけでしたし、久住地区は、子どもを取り巻く環境は1つという思いが強く、統合に特に抵抗はありませんでした。どうやってまとまっていくかという具体的な検討が、速やかに統合委員会で協議されました。
 久住地区の新住民は現在、地区の7割になります。統合校舎は、改修・増築で対応することになり、隣接する久住第一学校が久住小となりますが、校名がなくなるのはたいへん寂しいです。

【久住第二小学校・志村英樹PTA会長の談話】
 別れの季節に揺れる、巻き戻しのできない時を刻む中、久住第二小学校は、この3月末で閉校することになりました。
 地域の皆さまには運動会や、ほのぼの集会などの行事の際には、大勢の方に参加していただき、子どもたちも大変喜んでいました。
 137年間という歴史に携わられた教職員の皆さま、地域の皆さま、最後まで久住第二小学校を支えてくださいました皆さま、本当にありがとうございました。そして、久住第二小学校ありがとうございました。

【久住第一小の沿革】
〈明治41年4月〉久住第一小学校および久住高等小学校を合併し、幡谷に久住尋常高等小学校を置く。
〈昭和29年3月〉町村合併により、成田市立久住第一小学校となる。
〈昭和37年10月〉給食室増築(18坪)A型完全給食を開始。
〈昭和48年3月〉防音校舎落成
〈昭和54年6月〉築山および投てき板完成
〈昭和60年12月〉旗揚ポール新設
〈平成元年2月〉創立80周年記念式典挙行
〈平成3年9月〉観察池浄化槽新設
〈平成17年1月〉コンピュータ入れ替え増設工事
〈平成20年11月〉創立100周年記念式典挙行
〈平成21年3月〉プール解体・スロープ設置・植樹完了・児童ホーム完成・上グラウンド芝張り

 

【久住第二小の沿革】
〈明治6年4月〉大室円通寺を仮校舎として飯岡分校と称す
〈明治41年4月〉久住東尋常小学校と改称
〈大正9年12月〉大室区仲妻680(現在地)に校舎移転
〈昭和29年3月〉町村合併により成田市立久住第二小学校と改称
〈昭和46年11月〉二級防音校舎新築
〈昭和48年11月〉開校100周年記念式典を挙行
〈昭和55年11月〉全日本健康優良学校千葉県最優秀学校賞受賞
〈昭和57年11月〉千葉県教育功労学校表彰を受賞
〈平成5年9月〉校木「ツゲ」移植
〈平成15年3月〉開校130周年記念事業挙行