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★成田市には5世帯が避難
成田市では、3月18日から、サウンドハウス・スポーツセンターで福島県からの避難者の受け入れを開始しています(29日現在6世帯20名)。
当初は、1次避難所ということでマットを敷いた部屋と毛布、シャワー、給湯設備を提供する受け入れ計画でしたが、「崋の湯」さんや「スカイウェイカントリークラブ」さんの大浴場提供や、成田ユネスコ協会婦人部の皆さんなどによる夕食提供が始まっています。
担当の成田市災害対策本部では、市職員2名を配置し、24時間対応で避難生活を不自由なく過ごせるよう避難者の皆さんを見守ってくれています。
いわき市から夫と息子さんの3人で避難されてきた60代女性は「18日に、高速道路で量を制限されながら、ガソリンを何回か給油して成田に来ました。自宅は原発から20~30㌔離れた自主避難を呼びかけられた所にあります。救援物資をはじめ、生活用品が入らなくなっています。断水もしています。今回、自主避難になりましたが、〈自主〉という言葉に怒りを感じます。原発のことを軽く言っていないか心配です。何㌔の範囲とか、おおざっぱな言い方でなく、『○○町は…』のように、住んでいる人たちのまとまりを考えて報道してほしいです。地元で、まだ頑張っている人がいるので、自主避難が解除されれば帰りたいという気持ちです。
避難所は、暖房があり、環境がよく、ありがたいです。コインランドリーやコンビニが近くにあり、特にお願いしたい支援はありません。こうして新聞(弊社提供)も読めます。今日は地元の状況が初めて報道されました。地元のことをもっと詳しく知りたいです」とふるさとの人たちを思い浮かべながら、原発事故の早い収束を期待して話されました。
★富里市では6家族を受け入れ
富里市では福祉センターで、6家族13人の方を受け入れています(3月25日現在)。
3月17日の午後に受け入れを発表したところ、その日のうちに福島県のいわき市と富岡町から16人の方が避難されてきました。
いずれも近隣に親族や知人がいる方で、被ばく検査では、どなたにも異常は認められませんでした。現在、福祉センターにある2つの畳部屋に分かれて生活されています。
受け入れ当初から、富里市役所職員も夜間の当直及び土・日・祝日の日直を2名交代で対応しています。また、センターの浴場は週に3日しか使用できないため、他の日は市の要請を受けた「湯郷ななえ」が入浴を無償提供しています。
取材日は、避難者の中で病院勤務の方が要請を受けて地元福島に戻っていましたが、送り届けた方の話によると、現地はまだとても戻って生活できる状態ではないとのこと。避難者の中には学校に通うお子さんもおり、市では4月から富里の学校で受け入れる準備も整えています。
施設管理担当の富里市社会福祉協議会・片貝勝也主査は「福島の方は我慢強い。不自由、不安な生活の中、感謝の言葉しか聞きません。他にもっと醜い状況の方がいるとおっしゃって…。市民の方からも『避難者の方にお手伝いできることはありませんか?』とお問い合わせをいただきますが、今のところボランティアコーディネーターが避難者の方に聞き取りをして対応しています。今日は原発30㌔圏内にも自主避難指示が出たので、避難者はもっと増えるのではないかと不安そうに話されていました。みなさん、自宅は損壊していないので、帰りたい、けれども帰れないという状況。不自由な避難生活が長期化しそうなので、この先…」と避難者の皆さんの不安を代弁していました。
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