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01

4月

2011

成田の人たちは温かい…成田国際高卒業生が募金活動

JR成田駅西口で募金活動を行った成田国際高校の卒業生たち JR成田駅西口で募金活動を行った成田国際高校の卒業生たち

3月24日~28日、成田国際高校を今春卒業した生徒たちが中心となり、東日本大震災への義援金を募る活動をJR成田駅西口で行いました。
 発案は小池秀美さん(18)。松戸国際高校に通う友人が募金活動を行ったことを聞き、自分たちにもできるのではないかと思ったことがきっかけでした。その友人に募金活動のやり方や許可の取り方などを教えてもらい、周囲の友だちに話したところ、次々に手が上がり、約50人ほどに。さらに1~2学年上の卒業生にも輪が広がりました。当番表を作成し順番に駅前に立ちましたが、当番以外の時間でもバイトに行く前の30分など、細かい時間に飛び入り活動する生徒も多数いたといいます。
 被災地のために、と始めた活動でしたが、思わぬ嬉しい副産物がありました。それは「成田の人たちの温かさを感じられたこと」。出勤する時に募金してくれた人が帰宅時にもまた募金してくれたり、外見はちょっと怖そうな若い人がたくさん募金してくれたり、小さな子どもが「お父さん、募金しようよ」と親の足を止めてくれたり、「年代問わず、たくさんの人が募金してくださいました」。中にはこんなエピソードも…。「小学校1・2年くらいのリュックを背負った女の子が、しばらくジーッと私たちの活動を見ていたんです。だいぶ経ってからおもむろにリュックを下ろして100円玉を取り出し、募金箱に入れてくれました。『これでお菓子買えなくなっちゃった』と言いながら…。すごーく悩んで募金してくれたんですね」。
 また、「被災地の方を思うと同時に、募金活動をしている私たちのことまで気遣ってくださる方もたくさんいて…」。「寒いのにありがとう」「お疲れ様」と声をかけてくれるだけでなく、駅前のドラッグストアで携帯カイロを買って差し入れてくれたり、暖かい飲み物やお菓子を持ってきてくれる人もいたといいます。「人の温かみをたくさん感じました」。
 こうして5日間で集まった義援金は245万913円。次世代を担う若者たちの行動により集められた成田の人々の温かな心と義援金は、日本赤十字社を通して被災地に届けられました。