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4月

2011

原発20~30㌔圏内で活動!決意の千葉県緊急援助隊

使命を果たした永嶋救急救命士 使命を果たした永嶋救急救命士

消防庁の要請を受け、東日本大震災の緊急援助隊として、全国で2万6000人(4月12日現在)を越える消防隊員が被災地の災害救助に当たっています。
 成田市消防本部は、3月28日に編成された第1次派遣隊からはじまり、第5次(4月17日現在)までの派遣隊に、救急部隊3名、後方支援隊3名、計6名ずつ延べ30名を派遣しています。
 千葉県隊の活動は、NBC(核、生物、化学)災害に対応できることから、政府が自主退避を促した福島第一原発から半径20~30㌔の屋内退避区域にとどまる、寝たきりなどの在宅介護者への診療活動の支援でした。
 三里塚消防署空港分署所属の永嶋弘明救急救命士は、医師、看護師、保健師、自衛隊員(准看護師)、救急救命士からなる医療チームのスタッフとして、第2次派遣隊(4月1日~5日)救急部隊の一員として派遣されました。「原発の相次ぐ危機的な事態など、報道を通じて心配していました。現地が大変な状況の中、自分としてもなんとか力になりたいという気持ちがあったところへの指示でした」と話し、現地での活動について「人影がまばらで、ほとんどの商店がシャッターを下ろし、多くの人たちが薬不足で困っている中の巡回診療でした。自分たちのとりあえずの診察に感謝する言葉を聞く一方、震災前のような在宅診療の継続を願う声の中に、昔から住んでいるこの土地を離れたくないという思いを強く肌で感じました」と振り返りました。
 伊藤新一成田市消防長は「防護服、放射能線量計などの装備は備えていても、放射能という見えない危険に対する不安があるのが当然です。本人はもちろん、家族の了解も隊員を通じて取りました」と、隊員の志気や家族の応援に感謝していました。