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7月

2011

成田の夏が燃え上がる!!「成田祇園祭」来週末8日~10日開催

来週末8日(金)~10日(日)、夏の風物詩、伝統の「成田祇園祭」が開催されます。祭りを楽しむために今号では祇園祭豆知識と見どころなどをお届けします。

由 来
成田の祇園祭は、江戸時代は、JR成田駅東口脇にあり、成田山が管理する「湯殿山権現」の祭礼でした。現在は成田山新勝寺の御本尊、不動明王の本地仏である「大日如来」に五穀豊穣・万民豊楽・所願成就を祈願する祭礼として、毎年7月7日、8日、9日に直近の金・土・日に行われています。この期間に限り、成田山奥之院が開扉され、御本尊大日如来を参拝することができます。

手古舞・警護
《手古舞》江戸中期頃、芸者が山車を先導するため、男性風の扮装で登場したのが始まりで、昔は芸者衆や婚礼前の女性がつとめていましたが、今は小学校の子供たちがつとめています。着物に伊勢袴、足袋と草履を履き、背中には花笠をつけます。手に持った錫杖をシャン、シャン、シャンと鳴らしながら山車や屋台を先導します。手古舞の衣装は、若者連の祭り半てんや扇子と同様、各町内によって色やデザインが様々です。見比べてみるのも面白いですね。迫力のある山車や屋台の引き回しに華をそえる手古舞の行列、愛らしい子供たちの姿は私たちの目を楽しませてくれます。
《警護》新勝寺の御輿が練り歩く順路を、先導役としてお化粧をした稚児一行が巡行します。翌年に祇園の当番となる町内(本年は田町)の小学生以下の子どもたちが担当で、熨斗目袴(のしめばかま)に杖をつき、花笠を背負う可憐な出で立ちが特徴です。

お囃子
成田祇園祭のお囃子は、江戸(神田)囃子系と佐原囃子系の2系統があります。山車のすれ違いでは太鼓は使わず、相手方のお囃子を邪魔しない決め事になっており、共存が図られてきました。江戸(神田)囃子系は、仲之町、本町、成田山の3町で、他の7町は全て佐原囃子系です。
 江戸(神田)囃子は、大太鼓、締太鼓、鉦、笛の構成で、「テンツクテンテン」と太鼓が主となり、小気味よいリズムに乗ったお囃子です。佐原囃子は、古くから佐原にあった里神楽が元になり、様々なジャンルから曲を取り入れ、今のような祭囃子になったと考えられています。横笛、摺鉦、大太鼓、小太鼓、大鼓、小鼓の構成で、「ピーヒャララ」という笛の音色は、華やかな中に哀調を漂わせ、50曲以上あります。

みどころ
■8日(金)12時30分~
     成田山大本堂前
〈安全祈願、鏡開き〉
 成田祇園祭の始まりを告げる厳粛な行事です。光明堂前の仮小屋から御輿が到着すると、各町の祭典委員長と若者頭が整列。各町の祭典委員長が橋本照稔成田山貫首より御護摩札を授与されます。最後に若者頭たちが、掛け声に合わせて鏡開きを行います。
〈山車・屋台競演(総踊り)〉
 成田山交道会の若者頭と副頭の合図で、一斉に始まる総踊り。各町内の山車・屋台が一堂に集結し、若者たちがお囃子に合わせて威勢よく踊ります。山車・屋台が順に大本堂前に出て、踊りの奉納を行います。その後、町内や表参道へと繰り出して行きます。
■9日(土)9時~
    JR成田駅前広場
〈山車・屋台競演(総踊り)〉
 JR成田駅前での総踊りから2日目がスタートします。権現山から御輿が進発した後、花若連若者頭の合図に合わせて一斉に総踊りが始まります。御輿に続き、山車・屋台が町内や表参道へと繰り出して行きます。■10日(日)13時~
      門前~薬師堂
〈山車・屋台総引き〉
 成田山表参道仲之町の坂を山車・屋台が駆け上がります。威勢のよい引き手たちが坂道を一気に駆け上がる様子は、必見です。
■10日(日)16時30分~
        成田山大本堂前〈打ち上げ式〉
 成田祇園祭の締めくくりとも言える打ち上げ式(第1部「御輿還御式」第2部「山車・屋台競演(総踊り)」)が今年から行われます。       (2面に続く)
■山車・屋台のライトアップ ~夜の祇園祭~
 19時を回る頃、夜の帳(とばり)が降り始めると、山車・屋台は照明でライトアップされ、昼間とは違った印象を醸し出しながら楽しませてくれます。昼間は比較的広範囲にわたって引き回されていた山車・屋台は、夜になると成田山表参道に集結し、小気味良い祭り囃子にあわせて若者達の掛け声も一層高らかになります。成田駅から成田山門前にかけての表参道周辺は、大勢のお客様と山車・屋台の往来で凄まじい熱気に包み込まれます。混み合った表参道を引き回される山車・屋台と一緒になって、ゆっくりとしたスピードで歩きながら、祭りの雰囲気にどっぷりと浸るも良し、通り沿いのお店に入って、ひんやり涼をとりながら表参道を行き交う山車・屋台を窓越しに眺めて食事とお喋りを楽しむも良し。夜遅く(8日・9日は22時、10日は23時頃)まで引き回される10台の山車・屋台、そして祭りの雰囲気を、どうぞ存分にご堪能になってはいかがでしょうか。
■成田山奥之院特別開扉
   (成田山光明堂後方)
 期間中に限り成田山奥之院が開扉され、ご本尊大日如来を参拝することができます。
7日…5時30分~16時8日…5時30分~20時9・10日…5時30分~22時※各日終了は情勢による
■天国之宝剣頂戴
     (成田山光明堂)
 成田山を開山された寛朝大僧正が朱雀天皇より授かった天国之宝剣を期間中に限り光明堂に奉安し、この宝剣を身体にあてて身体健全・厄難消除・開運成就を祈願してもらえます。7日~10日、8時~16時
【交通規制について】
〈規制区間〉JR成田駅~薬師堂~鍋店角~信徒会館、薬師堂~幸町三叉路
〈規制日時〉
7月8日(金)12時~22時
7月9日(土)9時~22時
7月10日(日)10時~23時
※表参道周辺では、右記以外にも山車・屋台の運行が行われます。車は迂回して通行するなど、安全な実施のためご協力をお願いします。詳細は成田警察署へ。
℡0476(27)0110
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 次号は各町の山車・屋台、若者頭などご紹介の特集号です。今年もエリア新聞を持ってお出かけください!