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12

8月

2011

夏休み「子どもエコ体験」 人力発電体験で地球温暖化を考える

人力発電機「パワー君」。100Wの重たさを体感! 人力発電機「パワー君」。100Wの重たさを体感!

7月29日、成田市保健福祉館で、夏休みボランティア講座・子どもエコ体験が開催され、市内の4年生以上の小学生と保護者あわせて50名を超える参加者が集まりました。
 講師は千葉県環境財団地球温暖化防止推進員の内山明治先生。まず最初にスクリーンに白クマが映し出され、「北極海の氷山は、20年前と比べてとても少なくなりました」と説明。南極の氷山が崩れている様子やアフリカの干ばつで飢えに苦しむ子ども、バングラデシュの洪水、人工衛星から見た夜の地球などが次々と映し出されました。
 続いて、電力と動力の大きさをあらわす単位W(ワット)を体感するために、参加者全員が人力発電機「パワー君」を体験しました。子どもたちは、パワー君のペダルを手でこぎ、40Wと60Wを発電しました。「40Wはどうにかこげるけど、あわせて100Wになった瞬間、ガクンと重たくて無理!!」と言いながら、ふらふらになって、こいでいました。内山先生は「体験して分かったと思うけど、人間のパワーは40Wぐらいだよね」と言うと、今度はパワー君をこいで何分続けて40Wを発電できるか挑戦してみようと声をかけました。そして展示してある電気炊飯器、ヘアードライヤー、ホットプレートなど電気器具のワット数を各自が調べて比較。「うわぁ~、炊飯器は1060Wもあるの! ご飯炊くのも大変だね」と、子どもたちは顔を見合わせていました。パワー君にチャレンジした子どもたちは、30秒をこぐのがやっとで、1分こいだ子は床にへたり込んでいました。内山先生は「40Wといっても、人間は長い時間こげないでしょう。ワットをいっぱい使うと、発電所では電気をたくさん発電するんだね。そして、発電するために発電所で燃料を燃やす時、二酸化炭素(CO2)が出ます。大気中の二酸化炭素が増えると地球が温暖化します。温暖化を止めるために、私たちはどうしたらよいでしょうか」と問いかけていました。
 今まで豊かな暮らしをしてきたけれど、電気を気にしないで使っていることが問題、エネルギーを無駄にしてはいけない、との話に聞き入っていた子どもたち。「電気は苦労して、作られているんだなと感じました」、「100Wは重たかった。電気を起こすのは大変だと分かった」と肌で感じていました。