メニュー

24

8月

2011

トンネルに33mの壁画が完成!!「四季の空と紙ひこうき」

楽しそうに色づけする子どもたち 楽しそうに色づけする子どもたち

8日、成田市加良部3丁目地下道(成田国際高校下の緑道のトンネル)に壁画「四季の空と紙ひこうき」が完成し、緑道を行き交う人たちの目を楽しませています。
 このプロジェクトのきっかけを、加良部地区防犯パトロール隊の福森光紀さんは「地区内をパトロールする時、いつもトンネルのいたずら書きや暗さが気になりました。いたずら書きと犯罪の比率が同じだと耳にすることもあって、トンネルに明るい絵を描いたらどうだろうと思いつきました」と話します。そこで、同パトロール隊の油田清さんと相談し、行政や地域の小中高校、各自治会、子ども会などに働きかけました。市内でも初めての試みだったので、手探りの状態で進めていったといいます。
 7月には、成田国際高校美術部の生徒さんが原画を作成。成田西中美術部と中台中の有志の皆さん、地域の大人などが、5分の1サイズの原画を、長さ33メートル高さ180センチに拡大して、2日間かけて転写しました。その後、新山小・加良部小学区の子ども会などが加わり、水性ペイントで色づけしました。このプロジェクトに参加した子どもと保護者は延べ300人を超えるとか。「計画していたよりも早く作業が進み、日程後半の色塗りを希望していた子どもたちが参加できなかったのは残念です」と油田さん。
 しかし、地域の大人と小中高生が一体で取り組む活動ならではのエピソードも多数生まれました。現役を退いていたペンキ屋さんや元美大生が名乗り出てくれ、中心になって色づくりや細かな修整をしてくれました。また、道ゆく人が「出来上がりが楽しみですね」、「暗かったトンネルが明るくなりますね」、「絵の構成がよく考えられていますね」などと声をかけてくれることも多かったといいます。
 「地域の皆さんのご意見や感想を聞きながら、今後、地域にある4つのトンネルにも、1年に1回ぐらいのペースで描いていきたいですね」と意欲的な福森さん。明るくなったトンネルを立秋の風が通りぬけていきました。