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9月

2011

革新的アイデアで多彩な仕事「モホイ=ナジ」回顧展~DIC川村記念美術館~

《紳士用上着の形をした宣伝用リーフレット》1932年 バウハウス資料館(c)2011 Hattula Moholy-Nagy 《紳士用上着の形をした宣伝用リーフレット》1932年 バウハウス資料館(c)2011 Hattula Moholy-Nagy

レオナルド・ダ・ヴィンチにも匹敵する多彩な仕事を展開し、20世紀美術に新しいヴィジョンをもたらした芸術家。それが、モホイ=ナジ・ラースロー(1895―1946)です。
 モホイ=ナジは、社会主義革命や世界大戦が勃発する不安定な情勢下、母国ハンガリーからオーストリア、ドイツ、オランダ、イギリス、アメリカへと移り住みながら、「アートとテクノロジーの融合」を目指して実験を繰り返し、新たな芸術価値の創造に挑み続けました。彼が手がけた仕事は、絵画、写真、彫刻、グラフィック・デザイン、舞台美術、映画と多岐にわたりますが、それらはいずれも、彼の革新的なアイデアが生み出した「光と運動による造形」でした。
 マルチ・アーティストとしての活躍のみならず、ドイツの総合芸術学校で教鞭をとり、後にシカゴに設立された「ニュー・バウハウス」の校長を務めた彼は、教育者としても名を馳せ、その芸術理念や教育哲学は広く後世に伝えられています。
 本展は、多数の貴重な初公開作品を含む遺族のコレクションを中心に、国内外から集められた約270点によってモホイ=ナジの全貌を明らかにする、日本で最初の本格的な回顧展です。
▽9月17日(土)~12月11日(日)9時30分~17時(最終入館16時30分)※関連イベント多数あり。2面「お知らせ欄」をご参照ください▽休館月曜日(9月19日と10月10日は開館)・10月11日▽DIC川村記念美術館(佐倉市坂戸631/℡0120(498)130)▽入館料…一般1200円/学生・65歳以上1000円/小中高生500円



《建築1あるいは青の上の構成》1922年(?)サルゴ・トラスト・フォー・エデュケーション(c)2011 Hattula Moholy-Nagy 《建築1あるいは青の上の構成》1922年(?)サルゴ・トラスト・フォー・エデュケーション(c)2011 Hattula Moholy-Nagy