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30

9月

2011

災害復興を願い、被災松をお焚き上げ 響け、とどけ成田の祈り

災害復興の願いを込めて被災松をお焚き上げ 災害復興の願いを込めて被災松をお焚き上げ

東日本大震災で津波に流された陸前高田市「高田松原」の松が25日、成田山新勝寺恒例の『開運厄除柴灯大護摩供(さいとうおおごまく)護摩木(ごまき)祈願火渡り行』で、震災犠牲者の供養と、復旧・復興を願ってお焚き上げされました。
 この高田松原の松は、同山と縁のある陸前高田市如意山金剛寺を通じて取り寄せたもの。表皮を削り、4.5㎝角、長さ90㎝の護摩木30本に加工されました。検査の結果、心配された放射性物質(セシウム、ヨウ素)も未検出でした。
 大本堂左側広場に設営された道場に、山伏装束の僧侶たちがホラ貝を吹きながら入場。炉を築き、点火するまでの儀式を執り行った後、ヒノキの枝や葉で覆われた炉から勢いよく炎が立ち上り、祭壇に祀られていた高田松原の松の護摩木や、その他祈願の護摩木約3000本が次々と投げ込まれました。炎は秋晴れの空に高く燃え上がり、参拝者は被災地物故者の供養と、一日も早い復旧、復興を願って手を合わせていました。
 護摩木が燃えた後、まだ炎が残る炭と灰の上を歩く「火渡り行」も導師を先頭に行われ、多くの一般参拝者も行列に加わり、素足で火渡りを行いました。