メニュー

05

10月

2011

愛用の庖丁への思い新たに 成田山 庖丁供養会

感謝の思いを込めて 感謝の思いを込めて

9月28日、成田山新勝寺の庖丁塚で、千葉県すし商生活衛生同業組合のみなさん30数名が参列し、「庖丁供養会」が行われました。
 プロのすし職人は、見た目の美しさはもちろん、素材のうまみを生かすために、驚くほど入念に包丁の手入れをします。この庖丁塚には、研ぎに研いで、すり減り、小さくなり、使用限界となった柳葉庖丁等が、感謝の心を込め、納められています。年間に数本だそうですが、長年愛用の庖丁であっただけに納めるときの気持ちは一入(ひとしお)だといいます。
 笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)が演奏される中、厳かに読経が始まると、参列者は、長年愛用した庖丁への感謝と供養の気持ちを込め、一人ずつ献花し、手を合わせました。
 庖丁塚ができた昭和63年以来、この供養会は欠かしたことはないという、職人気質を感じさせる、成田「江戸っ子寿司」の大﨑和雄さんは「料理人にとって、庖丁には特別の思いがあります。庖丁供養会は、新勝寺の年間行事になっています。すし組合だけの行事に終わらせず、一般の庖丁を持っている人たちにも庖丁供養を広げていこうかと組合員で話し合っています」と、思いを語りました。