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水 09 11月 2011 紙ひこうきここ数日、過ごしやすい気温で風もなく、おだやかな秋日和が続いた。小菊が白から赤、黄色と順に咲き、ひときわ存在を誇示している。朝露のおかげで、水遣りの回数が減り、庭を眺めるゆとりが生まれる。枝が折れそうなほどにたわわに実った次郎柿の朱が、艶を帯びて朝日に輝く。今朝は、小鳥のさえずりが、心なしかにぎやかだ。植え込みの吹きだまりで、土に還れないでいる落ち葉と、暖かそうな陽射しの中で、カサコソと遊んでいる▼8日は立冬。古来より立冬は、冬のはじまりといわれるが、朝夕の冷たい空気、弱まる陽射し、日没の早さなど、冬は1歩1歩近づいてきている▼今年は、放射能汚染の気になる落ち葉だが、園芸作業に腐葉土は欠かせない。休日、かさかさに乾いた落ち葉を集め、来春の準備をはじめる。小学校で学んだ詩『冬がきた』(高村光太郎)の力強さを、全身によみがえらせて。(I) |
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