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07

12月

2011

新春迎える大しめ縄づくり 成田山新勝寺 伝統の照範じめ

復興への願いを込めて… 復興への願いを込めて…

1日、成田山新勝寺出世稲荷社脇の工務所作業所で「大しめ縄づくり」が報道陣に公開されました。
 9月、新米の収穫時、地元中郷地区の農家を視察し、現地の田を見て特注したという稲藁(いなわら)は6000束、長さがあり、青みが残っています。成田山専門職員2人と女性奉仕員9人により、30畳の作業所内いっぱいを使って、11月上旬から着々と、成田山大本堂用の大しめ縄と諸堂伽藍200カ所に飾るしめ縄が作製されてきましたが、いよいよ完成間近。横6m60㎝、縦1m50㎝、重量200㎏の特大の大しめ縄が、今月25日に大本堂前に飾られます。
 成田山の大しめ縄は「照範じめ」と呼ばれる伝統の作り方で、江戸元禄時代より五穀豊穣を祈願し、束ねた稲穂33束が吊るされたように見えるのが大きな特徴です。来春1月末まで飾られ、初詣客を迎えます。
 30年以上、大しめ縄づくりに携わっている成田山専門職の秋葉文夫さん(52)は、長さ約1.5mの稲藁で作った束を台木に締め込み、裏面まで丁寧に細工をしながら「今年は大震災があって大変な年でした。参詣の人たちは、それぞれいろいろな願いがあると思いますが、復興を願うみなさんの思いがすべて成就されますよう、心を込めて仕事をしています」と話しました。
 また、しめ縄づくり45年という富里七栄の佐々木文美江さんは「藁のはかまを1本1本取ることから始まりました。根気の要る作業でしたが、しめ縄づくりは誇らしい仕事と思います」と休みなく手を動かしていました。