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21

12月

2011

師走、恒例の煤払い!迎春準備進む成田山新勝寺

長さ10mの笹竹による念入りな煤払い 長さ10mの笹竹による念入りな煤払い

13日、成田山新勝寺で1年間のほこりを落とす恒例の「煤払い」が行われました。煤払いは、江戸時代から全国的に12月13日の行事、迎春準備の始まりとされています。
 新勝寺大本堂の煤払いは参拝者に迷惑がかからないよう早朝に行われます。僧侶・職員40人がかりです。未明、導師山﨑照義権大僧正が厳かに朝護摩を焚き、御本尊不動明王に煤払いを奉告、自ら煤払い用の装束に着替え、幕の内側で御本尊の御身拭いを行います。続いて僧侶たちが脇侍の両童子・四大明王を刷毛と綿布を使い、それぞれ黙々と煤払いします。念入りな仏具磨き、大太鼓はたき掛けを済ませると、そろいの半纏を着た職員たちが内陣上部の煤を長さ10mの笹竹で払い、さらに、これらの作業で本堂296畳の畳に積もった塵を、横一列に並んだ職員たちがほうき掛けして、室内を掃き浄めました。最後に、外部正面の軒下や欄干にたまった煤を笹竹で丹念に払い落とし、大本堂の煤払いは終了しました。
 その後、僧侶・職員約300人が総出で、1日中、境内諸堂や寺務所の煤払いを行いました。
 「13日は、昔から全国どこでも、お城でも、煤払いの日と決まっていたんですね。煤払いが終わると無礼講、昼から酒も飲む。赤穂の討ち入りが翌日(14日)早朝というのもうなずけます。吉良邸にも油断があったでしょう」と、成田山本堂課の山口建五係長は、煤払いにからむ歴史エピソードを楽しそうに話しました。

慎重に脇侍の明王を煤払い 慎重に脇侍の明王を煤払い