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08

1月

2012

紙ひこうき

学生時代から、新年の楽しみは箱根駅伝だ。今年は、大会記録を8分以上更新して東洋大が2年ぶりに箱根駅伝を制した。「僕が苦しいのは1時間ちょっと。福島の人に比べたら全然きつくなかった」とは、山登りの5区を任され、自らの区間記録を更新して快走した東洋大の柏原竜二主将の言葉だ▼「山の神」と注目を浴び、将来を嘱望されている柏原選手。昨年は3年連続となる区間賞の走りを見せたが、チーム総合優勝を飾れず、トップ早稲田との差21秒に、悔し涙を流した▼彼の故郷は福島県いわき市。22日の全国都道府県対抗駅伝(広島)に福島県代表として出場を打診されている。出場が実現すればさらに故郷への力強いエールとなるだろう▼東日本大震災で避難生活を余儀なくされ、仮設住宅や親類宅などで年を越した被災者は30万人を超えるという。箱根駅伝同様、日本中でタスキをつながなければ…。(I)