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20

1月

2012

受け継がれる厚い信仰!仁王門へ注連縄奉納

8日、滑川の龍正院で250年の歴史がある「初仁王注連縄奉納」が行われました。同院は、「滑河観音」の呼び名で親しまれている古刹ですが、この日は、地区の人びとが仁王様への感謝と五穀豊穣・子孫繁栄を願い、各家々から藁を持ち寄り、長さ8m太さ25~30㎝もある縄を2本準備し、汗を流しながらより合わせ、みごとな注連縄を奉納しました。8mもある注連縄は龍正院の龍、ともに飾られた緑の蔦は滑河山をあらわし、龍がお山を護っていることを示すのだそうです。
 「江戸、享保年間(1716~1735年)の頃、龍正院の門前通りで火災があり、風にあおられて火は瞬く間に門前に迫りました。その時、仁王門に安置されていた仁王様が、観音堂の屋根に登り、大きな団扇で火をあおり返し、本堂や民家を守ってくれた」という言い伝えが地元に伝わっています。
 翌9日、成田国際文化会館で成人式を終えた西大須賀の塚本茜さんは、幼少の頃からお加護をいただく龍正院を晴れ着姿で参拝し、お母さんと一緒に観音様に成人の報告をしました。新装なった注連縄前で記念の写真を撮りながら「個人的には、車の免許、独り暮らしなどに強い願いがありますが、それ以上に昨年の震災の被害は忘れられません。何らかの形で、被災者の方々に支援の手をさしのべてあげたいと思います」と、成人としての自覚を力強く話しました。